大学時代の友達と飲んでアニソンカラオケバーに行った話

9月30日は休職2日目

その日は大学時代の友達に急遽声をかけてもらい夕方から集合してお酒を飲んだ。

 

その子も私が休職したことを知っており、暇をしていると思い連絡をしてくれたよう。

 

いつもどおり1軒目から居酒屋に行って色々な話をした。

大抵、大学の友達とはそんな深刻な悩み相談などはお互いせずしょうもない話をするのだが、その日は私の体調面の話が多かったかな。

 

自分の好きに生きるのが一番という考えの人なので別に復帰してもいいし、復帰せずに辞めてパートとか気楽な仕事を選べばと言ってくれる。

 

あとは、いつも人に気を使いすぎるからせめて今の期間だけは自分1番で、自己中に過ごしてみて。案外みんな自分勝手に生きている人ばっかりなんだから。

とも言ってくれた。正直、そう言ってくれるだけですごく心が救われる。

 

あとは、最近化粧を頑張りたいという友達の報告を聞いてパーソナルカラーはなんだとか、顔タイプはなんだとか仕事と関係ない話に盛り上がって最近の悩みを忘れるような時間を過ごすことができた。

 

1軒目は17時までハッピーアワーだったので格安でお酒を飲み、格安タイム終了とともに店を出た。

そのあとは筑前屋に移動。そこでもいつもと同じ緑茶ハイで乾杯した。

 

2軒目では珍しく仕事の話になった。

”上司のクレーム対応を部下にやらせるなんてありえないね。”

”そんなキツイこと言われたら心壊れても仕方ないよ。”

”普通、職員が心の病気であると打ち明けてきたら人手なんて気にせずに休めと自分なら指示する。現場は結局何とかなるし。たとえその子が勝手に現場に来たとしても追い返すね。”

”その会社の管理体制がひどすぎる”

 

等々、意見してくれた。

その子は学生時代からずっと同じ企業で販売業の仕事をしており

アルバイトから正職員になり、今は店長として仕事を頑張っている。

なので、管理職の立場で意見をしてくれたので参考になった。

 

やっぱり、うまく頼れなかった自分もいけないが

頼らせてくれなかった会社もいけないのかな。と思った。

 

うちの会社はだれも意地悪言わず、何かあれば必ず味方になってくれるいい人ばかり

ただ、だからと言って手を差し伸べてくれるわけでもなく、励ましてくれるだけ。

それだけで十分ありがたいが、結局対応するのは自分なのでつらい気持ちはいつも同じだった。

 

自分にはもっと合う仕事があるのかな。自己分析が必要だと思った。

 

その後も店を移動して3軒目は立ち寿司屋さんで安定の緑茶ハイ

(お寿司屋さんのお茶ハイっておいしいよね。)

好きなネタを食べたいだけ食べて、ひたすら「おいひ~~」と言い合いながら幸せな時間を過ごした。

 

正直、この時は結構酔っぱらっていたので何を話したか覚えていない・・

たしか、魚か肉かどっちがテンション上がるか、なんていうどうでもいい話をしていたと思う。

 

あとは好きなYoutuberはだれか。みたいな話をしたことも一応覚えている。

やっぱりどうでもいい話で盛り上がれる友達は最高だ。

 

そのあとは、初めてアニソンカラオケバーに行ってみた。

完全にノリだったけど、これまた最高な経験となった。

 

お店は薄暗くお客さんは男性3名と男女で来ているのが1組、あとは自分たちだった。

店員さんはお姉さん3人で、賭ケグルイ化物語銀魂の神楽のコスプレをしていた。

彼女たちは盛り上げ隊ということで、

お客さんが歌うカラオケを全力で盛り上げてくれる。

 

テーブルにはペンライトとタンバリンとカラオケのタッチパネルがあって

アニソン関連であれば好きな曲をなんでも入れてよい、というものだった。

皆さん結構コアな曲を歌っていて、男性客は特に何とかライダー系の曲を入れていたのかな。

 

酔っていたのでよく覚えていないが、飲み放題2,000円だったので飲めるだけ飲もうと、30分くらいでモスコミュール3杯飲んだ。

 

何が最高かって、とにかく歌っているお客さんたちが楽しそうだったからだ。

そして、それを盛り上げ隊のお姉さんと一緒になって素直に全力で盛り上がる自分も楽しかった。

 

好きなことを自由にやっている人たちを生で目の当たりにして、幸せが伝染した。

 

本当に、想像していた以上に楽しくって自分たちは歌わなかったけど、そこにいるだけでテンションが上がる。

 

そんな貴重な経験をすることができた。(そしてみんな歌がうまい!!)

 

そのあとはヘロヘロになっていたので旦那に車で迎えに来てもらいお家についてからは爆睡。

 

とても楽しい1日だった。

 

親友と西荻窪で美味しいチキンライスを食べた話

色々と順番が前後してしまうが、この休職期間中の出来事はなるべく記録に残したいので少し遡って書いていく。

 

休職が決まってすぐ、親友がランチを誘ってくれた。

西荻窪のチキンライス屋さんに行こうと言う。

 

彼女は先日お父様を亡くしたばかりでお休み期間中。

 

もともと一人で食べに行く予定だったようだが、いきなり暇になってしまった私に気を使ってか声をかけてくれた。

 

彼女自身もつらい思いをしたばかりで大変なはずなのに、なんていい子なんだろう。

 

とてもうれしかった。断る理由もなく、すぐに承諾した。

 

休職1日目は、朝少し寝坊したがいつも通り会社に行く旦那を見送り

ごみを時間までに出して、なるべくだらしない生活にならないよう気を付けた。

思えば、旦那が会社に行く姿を見送るのは初めてだったかもしれない。。

そのあと、しばらく猫と部屋でゆったり過ごしているといきなりインターフォンが鳴った。

 

うちは玄関にカメラもなければのぞき穴もない。

「どなたですか?」と恐る恐る訊くと

「ガス会社です。バイクが置いてある場所がちょうどガスメーターの確認を妨げていまして・・移動いただくことはできないでしょうか?」

「!!」

慌てて私はドアを開けた。外には可愛らしい小柄のお母さん世代の女性がいた。

 

バイクは旦那のもので、私は動かしたことがなく当然大切にしているものなので、下手に動かして壊してもいけないし・・

 

どうしようと思っていたが、結局バイクには手を触れずに部屋の中から外に出て、ガスメーターを確認することができた。

あとは私がその数字をチェックして、お姉さんに口頭でお伝えして一件落着。

 

平日家にいるとこんなこともあるんだなと気づかされる出来事だった。

逆に家に人がいなかったらどうなっていたんだろう?

 

話が脱線してしまったが、そんなこんなであっという間に親友との約束の時間。

いつも地元で会うことが多く、西荻窪集合は珍しくて新鮮な気持ちだった。

 

今回行ったお店の名前は【海南チキンライス 夢飯

平日だというのに店の外まで待っている人がいて、人気店なのだと知る。

チキンライスと聞いていたので、勝手にオムライスの中身のケチャップライスのようなものを想像していたのだけど、全然違うものが出てきた。カオマンガイかな?

 

色とりどりなソースが4種類あって、まるでパレットのようで可愛い!

そして鶏肉がすっごく柔らかくてジューシーでとても美味しかった。

食べるのがもったいなくて、スプーンで小さく小さく切り分けて大切に食べていたつもりだったがあっという間に間食してしまった。

お店の雰囲気はオシャレで、店員さんも何度もお水を注いでくださったりサービスもよかった。

 

すぐに誰かにお勧めしたい、そんな素敵なお店だった。

 

ご飯を食べた後は、あまり長居はせずに電車に乗って吉祥寺へ移動した。

 

井の頭公園近くのスタバでほうじ茶ラテを買って、公園で2時間くらいお喋り。

主に将来の話が多かったかな。

親友は何度も「今は無理せず、ゆっくり休んで」と言ってくれた。

いやいや、それはあなたもね。と、お互いがお互いを思いやるような時間になった。

お言葉に甘えて、今は仕事のことは忘れて好きなことをして過ごそうと思う。

 

早めに帰宅して、簡単にご飯を作って食べていつも通りの時間に就寝した。

充実した1日だったな。

海南ハーフ&ハーフチキンライス

休職中27歳女、ブログをはじめました。

人材派遣・紹介会社で働き始めてから丸3年。

 

元々あまりメンタルは安定していない自分だったけど今回仕事で担当している転職希望者からクレームを受け、ついに自分のやっている仕事に自信を持てなくなってしまった。

 

コロナも続いているし、仕事を探している人たちもピリピリしている。

こんなことで弱音を吐いてどうする。がんばれ自分。と

はじめは辛い気持ちを押し殺して自分自身に言い聞かせていたが、どうも気持ちが前向きにならない。

 

仕事上、お客様から相談を受けることが多いが、正直この状況ではまともなアドバイスをできる精神状況ではないし、また何か失言などをして誰かを怒らせてしまったらどうしようと常に不安と焦る気持ちで心臓が痛かった。

 

なんとか少しでも気持ちを楽に生きることができたらいいのに・・・。

 

そんな時に、ふと思いついたのがメンタルクリニックだった。

別に仕事を休みたいわけではないし、診断書なんていらない。

ただ、どうやったらもう少し気持ちが楽に生きていくことができるのか

先生にアドバイスをもらいたいと思ってクリニックを予約した。

 

そしたらまさかの【適応障害】という診断だった。

 

今の状態は非常に危なく、今すぐ1か月の休職をする必要があると先生に言われた。

自分でも驚きを隠せずかなり動揺した。

そして、いきなり1か月休むなんて絶対に無理!!と思った。

 

今ちょうど退職者がいたり、体調不良で休んでいる人がいる状況。

ここで自分が休むなんてできるはずがない。

そう思い込んでいたが、家族や友人の反応は思っていたものとは違っていた。

 

「先生がそう診断したのであれば、間違いはないはず。しっかり休むべきだ」

「お願いだから、今は自分の体調を第一にしてほしい」

「会社のことなんて気にしなくていい。一人欠けたって何とかなる」

「今すぐ素直に会社に報告するべきだ」

 

周りのそういった声は自分としても想定外だったがそこまで心配してくれている人がいるのに、ぜんぶ無視して今の状況を続けるのはよくないのではとやっと気づいた。

 

お休みをいただくまで、いろいろあったが結果として9月29日から無事に1か月お休みをいただくことができた。

 

さて、どうしよう・・・。

社会人になってからこんなに予定がない1か月は初めてで学生時代からアルバイト詰めだった自分にとっては何年ぶりの暇なんだろう・・

これといって特にやりたいこともないが、周りのみんなは思いっきり好きなことして楽しめと言ってくれる。

 

とりあえず。10月3日、4日からは千葉の銚子へ一人旅を計画した。

とにかく美味しい海鮮を食べたい気分だからだ。

 

あと、5年前くらいから気になっていた自分の左足にある腫瘍も、この機会に受診しておこう。

この際、猫の避妊手術もしてしまおう。

結婚式が終わってから何も片付けができていないからメルカリで売れるものは売ってみよう。

実家の自分の部屋が当時の学生のままの状態と変わらないので綺麗にしなくては・・

 

など、考えてみれば色々やることがたくさんある。

自分と向き合う時間は確保できるかわからないが自分のことを大切にする時間を増やして何かを見つけられたらいいなと思う。

 

フォローしてくれている会社の人への感謝は忘れずにただ、自分と仕事を切り離して過ごしていきたい。

 

この1か月何をして過ごしたかはこのブログに残していく予定。

気楽に頑張ります。